鹿児島の高校で3Dプリンターを活用する!

3Dプリンターって聞いたことはありますか?
昔はどこかの研究室、企業が使っているイメージが強かったと思います。
実際に値段が高かったり、3Dプリンター自体の組み立てが面倒だったり、精度もイマイチだったりと…
あまり、実用性が伴っていなかったようです。
しかし、近年の技術革新が著しく、個人レベルで3Dプリンターを購入でき、簡単に使えるようになりました!
私も2台ほど持っていますが、まわりの人からは「そんな値段で買えるんだね!?」と驚かれることも多いです。
そこで今回は、以下について紹介していきたいと思います。
・3Dプリンターを使うためには?
・3Dプリンターの活用例(高校教育と絡めて)
3Dプリンターとは?
改めて、3プリンターの定義を調べてみると…
3DCAD、3DCGデータを元に立体(3次元のオブジェクト:製品)を造形する機器
引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/3Dプリンター
私たちが使用している3Dプリンターについて簡単に説明すると、
プラスチック(ABSやPLAなど種類があります)を出力部分で溶かして、薄く層状に積み重ねていくことでつくりたいものを形成する機械ということになります。
と、説明しても文字だけでは「??」だと思いますので以下の動画をご覧ください。
これは、かの有名なタージ・マハルを3Dプリンターで出力したときの動画です。
これはFusion360というCADというソフトでタージ・マハルを設計してから出力しています。
▼こんな感じなのをパソコン上で設計します。
今回使っている3Dプリンターではプラスチックを使用していますが、その他にもゴムや金属で出力できる3Dプリンターもあります。
3Dプリンター業界の近年の技術革新は著しく,中には家を3Dプリンターで出力しちゃおうぜっていう話まで…
3Dプリンターについてイメージは持っていただけたでしょうか?
家をつくるなんて壮大な話で現実味があまりない話ですが、ちょっとした身の回りのものをつくるだけだったら非常に簡単にできます。
私も実際に使ってみて,パソコンで設計した自分のアイデアが目の前でカタチになることに感動します。
ちなみに自分で設計しなくても、今はインターネット上に多くのデータが公開されていて自由に閲覧することができます。
ためしに、Thingiverseというサイトを見てください。見ているだけでも面白いと思いますよ。
3Dプリンターを使うためには?
使用するために必要なのは以下の3点だけです。
・CADソフト
・フィラメント
フィラメントは3Dプリンターを購入したときに、付属してくるので、使い切ったら購入元もしくはAmazonなどで買えば大丈夫です。
CADソフトはパソコン上でつくりたいものを設計するために必要ですが、おすすめはオートデスク社のFusion360です。
少し最初のハードルは高めですが、使いこなすとプロレベルの昨日まで備えているのが特徴です。
しかも、教育関係者は最初に手続きをすることで3年間無償で使うことができます。
パソコン使ったことがない!という方にはTinkercad(ティンカーキャド)がオススメです。
このTinkercadはブラウザ上でブロックを積み上げていく方法で設計していくので、感覚的に操作することができます。
3Dプリンターの活用例
実は、ここを現在進行形中で考えています。(今後、内容を充実していく予定)
使いこなすと非常に便利な3Dプリンターには大きな可能性があります。
失敗しても、データを修正して再度出力すれば良いので、非常に教育現場でも十分に活用できると考えています。
しかし、技術や機材といった点でまだまだ導入ハードルが高いのが現実です。
少しでも活用ができないかと、今年初の試みで慶應義塾大学のSFC研究所主催のFAB3D CONTESTにチャレンジしました。
このコンテストに応募するにあたって、3DプリンターもSFC研究所より貸し出していただいています。(先ほどタージ・マハルを出力していたプリンターです)
鹿児島の他の地域でも3Dプリンターを活用して、このコンテストに応募しているようなので、そういった繋がりも大切にしていきたいですね。
まとめ
・3Dプリンターは実用レベルになってきている。
・考えたものがカタチになるのは感動する。
・まだまだ教育現場への導入ハードルは高い?
まずは今週末に東京で行われるFAB3D CONTESTの授賞式に参加してきます。
その様子もまとめて記事にしたいと思います。
それでは!
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